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AVANI(アヴァニ)の製品はすべて、山岳部の村で作られています。
AVANI
が活動する山岳部は、古くから機織りの村だったため、細々と機織りの技術が伝承されていました。
男性が都市部に出稼ぎに出てしまう山岳部の村では、村に残された家族の収入を確保することが大きな問題でした。そこでAVANIは、村の若い女性を中心に、廃れかけていた機織りの技術を復活させ、伝統技術を残すとともに、彼らの副収入となるよう出来上がった製品を販売することにしました。
AVANIのトリピュラデヴィセンターから村までは、車で3時間。一番遠い村はさらに山道を歩いて4時間の距離にあります。手紬ぎと機織りは村で行われるため、月に一度、村のスーパーバイザーはトリピュラデヴィセンターと村を往復し、原料を運びます。
繭をトリピュラデヴィセンターから村へ運び、手紬ぎされた生糸をトリピュラデヴィセンターに持ち帰り草木染めを生糸に施した後、再び原料を村へ運び、機織りします。そして出来上がったショールをまたトリピュラデヴィセンターに持ち帰り、最終仕上げをするのです。
現在AVANIに登録されている機織り職人は
約600人。各村にはその村出身のスーパーバイザーが配置され、技術指導から日々の生活の相談に至るまで、村の人々と共に製品作りに取り組んでいます。
野蚕を手で開き、紬ぎ、野草で草木染めした生糸で機織りされるショールは温かく、そのシンプルなデザインは、世界中の人々から支持されています。
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手紬ぎされ、草木染めされた生糸を用います
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